はじめに
気づけばもうすぐ夏。
そろそろ薄着になる季節ですね。
この時期になると、
「二の腕が気になる」
「内ももをどうにかしたい」
そんなお声をよくいただくようになります。
もちろん、引き締めたい気持ちは自然なこと。
でも実は、がんばって筋トレをしているのに、
- 前ももばかり張ってくる
- 全然細くならない
と悩んでいる方も少なくありません。
もしあなたが、同じように
「何をやっても変わらない」と感じているなら、
それは体の“使い方”が原因かもしれません。
このブログでは、整体師としての視点から、
骨格を味方にして、やさしく引き締める方法をお伝えします。
気になる部位、実は“筋トレで細くならない”ことも
多くの方が「細くしたい」と感じるのは、
二の腕・内もも・お腹まわり・お尻などの“ライン”。
これらの部位って、実は
筋トレではなかなか引き締まらない場所なんです。
なぜかというと——
筋トレで主に鍛えられるのは、外側の大きな筋肉。
太ももの前側や、腕の外側など、すでに使いすぎているところばかりなんですね。
その結果、がんばるほど前ももがパンパンに張ったり、
腕がたくましくなってしまったり…。
一方で、内ももやお腹の奥にある“インナーマッスル”は、
正しく体を使わないと、なかなか働いてくれません。
つまり、「やってるのに細くならない」というお悩みは、
筋肉ではなく、“使い方”が違っているだけかもしれないんです。
引き締めのカギは、骨格で体を支えること
体の“外側”の筋肉に頼らずに、
自然とインナーマッスルが働く状態をつくるには、
何をすればいいのか?
その答えは、骨格で体を支えることです。
たとえば、
背骨がゆるやかにカーブを描いている状態。
骨盤が立って、肋骨が内側に収まっている状態。
このような姿勢では、インナーが無理なく働くため、
わざわざ鍛えようとしなくても体が引き締まりやすくなるんです。
逆に、反り腰や巻き肩、猫背のままトレーニングをしてしまうと、
外側の筋肉ばかりが働き、
「太ももが太くなる」「腰が痛くなる」などのトラブルに。
つまり、骨格を味方につけるというのは、
体が本来の動き方を取り戻すということ。
それだけで、余計な力みが抜けて、
自然と「締まる場所」が働きはじめます。
がんばらなくても変わる。
それが、骨格を使う“正しい姿勢”のすごさなんです。
体が変わる人の共通点は「姿勢に気づけた」こと
これまで多くの女性を整体で見させていただいてきましたが、
「体がラクになった」「ラインが整ってきた」と感じている方には、
ある共通点があります。
それは——
自分の姿勢のクセに気づけたこと。
たとえば、こんなクセありませんか?
- 腰を反らせてお腹を前に出している
- 座ると背中が丸くなって、猫背気味になる
- 太ももの前側に体重が乗っている
- 肩が前に出て、常に力が入っている
こうした状態だと、体の一部が“がんばりすぎ”になって、
本来使いたいインナーがサボってしまうんです。
でも、まずは「自分の立ち方、こんなふうになってるんだ」と気づくだけでも、
体の使い方が変わりはじめます。
姿勢を直そうとする必要はありません。
気づいて、やさしく整える。
それだけで、体はちゃんと応えてくれるんです。
私が伝えたいのは、“がんばらない引き締め方”
「引き締めるには筋トレが必要」
「運動しないと変わらない」
そう思って、がんばり続けて疲れてしまった方へ——
私が整体を通してお伝えしたいのは、
“がんばらなくても、体は変わる”ということです。
整体で骨格の位置を整える。
すると、呼吸が深くなり、体がゆるむ。
無理な力みが抜けて、インナーが自然と働きはじめる。
その結果、特に運動をしていなくても
- お腹まわりがスッキリしてきた
- 脚が細くなった気がする
そんな変化を感じてくださる方が増えています。
私が目指しているのは、
“努力や根性ではなく、安心して続けられる整え方”。
この夏、そんな選択肢があることを、
必要としている誰かに届けられたら嬉しいです。
まとめ:この夏、“骨格から整える”という選択肢
「運動は苦手」「筋トレは続かない」
そんなあなたにこそ、届けたい方法があります。
がんばって鍛えるのではなく、
骨格を整えて、体の使い方を変える。
それだけで、気になる部位は自然と引き締まっていきます。
夏までに間に合う?
——間に合います。
焦らなくても、体はちゃんと変われます。
この夏は、“骨格から整える”というやさしい選択肢で、
あなたの体に寄り添ってみませんか?














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