右に振り向くと腰が痛い|重機の運転|腰痛


右に振り向くと右の腰が痛む。

 

いつも重機を運転する40代男性。

右後方確認をしようと振り向くと右の腰が痛みます。

 

力仕事なので全身ガチガチで、左は大きく振り向けるのに、右側は左の半分くらいしか振り向けません。

 

全身を検査していくと、右の膝から下が異様に硬くなっていること。

そしてうつ伏せになることで骨盤が右下がりで傾いていることがわかりました。

 

■右膝から下(右下腿)

重機のペダルを踏み込むのに力がいること。

そして両手両足をそれぞれ使うことで、体勢が不安定なため余計に力が入って疲れるようです。

 

足裏から脛までがとても硬くなっているため、O2KRAFTを塗ることでコリを緩めて、脛腓関節を矯正

 

そして、膝関節の軸が両足ずれていたので、軸合わせを行うことで立ち上がった時に足がとても軽くなったと喜んでもらえました。

 

 

しかし、この時点では振り向く角度は変化しません。

 

■盲点だった尾骨(しっぽ)調整

骨盤周辺を検査していくと、股関節・坐骨・仙骨では悪い反応がなかったので、ふと尾骨の検査をしてみました。

 

 

尾骨が右方向へやや傾きバランスが崩れていたので、整う方向を探し、左下方へ微圧で調整

 

数秒ほど矯正すると、骨盤の傾きが取れると同時に腰の捩れがふわ〜っと戻っていったんです。

 

立ち上がると、体が軽い♪

 

そして、振り返りにくかった右側にも体が回るようになり、とても動きやすくなりました♪

 

 

そのあとは「いや〜♪軽い♪軽い♪」ととても喜んでもらえて、

やっているこちらまで嬉しくなってしまいます♪

 

 

両手両足でペダルやレバーを操作しながら、重機がぶつからないように周辺を組まなく見渡しながら9時間も操縦を続けるので、それを支える骨盤周りにとても負担がかかっているんですね。

 

 

原因を探す検査と、普段患者さんがどのような環境で生活しているのか?ということを推察することで、痛みの原因がより発見しやすくなります。

 

 

整体で治療する時には

・何をした時に痛むか?

・何をしている時が疲れやすいか?

・よくやること(癖や作業など)

がわかると、より原因が突き止めやすくなります。

 

 

ただただ痛い、痛いな〜と過ごすだけでなく、

「何したら痛いのかな?」

と意識を向けてチェックしておいてくださいね。

 

痛みの改善の助けになります。

 

 

日常生活での慢性痛でお悩みの場合はお気軽にご相談ください。

 

 

 

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