出産後は体と心が変化する！産後ケアが必要な理由をご紹介

新しい命を授かる出産は女性にとって、人生の中でも素晴らしいイベントの一つです。待ち望んだ赤ちゃんと出会えて幸せな一方、体と心には大きな変化がもたらされます。その後の育児生活を考える上でも、産後ケアを取り入れることが重要になってきます。

10ヶ月かけて変化した女性の体は出産後、元の状態に戻ろうとします。しかし、回復までに時間が必要な上、妊娠中は体を動かす機会が減ったことから体力も低下気味です。体力が低下した状態で出産前のように動こうとしても体は追いつかず、かえって疲労が溜まることになります。

体が疲れていると気持ちも落ち込みやすく、育児に不安を持つ時期なこともあって心が不安定な状態になってしまいます。心身の不調は子育てのみならず、パートナーとのコミュニケーションも妨げるなど、様々な面に影響を及ぼすものです。このような問題を解決するための方法が、産後ケアなのです。

産後ケアには、出産を経てダメージを受けた体と心をケアするという目的があります。一人ひとりに合ったケアで体をメンテナンスし、徐々に体力を戻していきます。また、併せて育児や家事のサポートを受けることで育児の不安を解消し、身近に頼れる存在がいるという安心感も得られます。

体と心の両面を労わることで、母親になった自分自身がしっかりと休息でき、子育てへの自信にもつながっていきます。自分に合った産後ケアに取り組む際は、まず出産で広がった骨盤を正しい位置に整えることがポイントです。骨盤が歪んだままではケアの効果が出づらく、場合によっては悪影響となるおそれがあります。産後ケアの一環として、骨盤矯正などで歪みを整えることも大切なのです。