むくみの改善に必要なものとして
【塩】が欠かせません。
それは、腎臓の働きを良くすることが
むくみの改善に絶対に必要だからです。
一般的には腎臓が悪くなるから減塩しよう
と言われますが、それは食卓塩のような
塩化ナトリウムしか含まれていないような
塩を取りすぎることが悪いのです。
天日塩のように塩化ナトリウムだけでなく
カルシウムやマグネシウム、カリウムなど
様々なミネラルを含んだ塩であれば
逆に腎臓の機能を高めてくれます。
陰陽五行においては
鹹(しお)は腎に入る
と言って腎臓を強くしてくれます。
また、しっかりとることで、熱中症の予防にもなるので
ぜひ塩を摂って欲しいのです。
じゃあどの塩でも良いのか?
というとそういうわけではありません。
先ほども言ったように
工業的に作られた塩化ナトリウム99%というような
偏りすぎた塩を摂っていると
腎臓を痛めたり、高血圧になってしまいます。
■塩の選び方
塩もたくさん種類があるし、こだわり出すとキリがないので
簡単な基準を持っておくと良いかと思います。
私が患者さんにお伝えしているのは
製造工程で【膜】を使っていないものを
お勧めしています。
イオン膜などを使って作った塩は
70種類以上も含まれているという微量ミネラルを
取り除いてしまうのです。
なので、【膜】を使っていない
立釜、平釜など煮詰めて作った塩や
天日塩など火も使っていない塩を
お勧めしています。
膜を使っておらず、
もっとこだわるなら【火】も使ってない
天日塩を選ぶと良いと思います。
塩は腐るものでもないので
美味しく感じる塩を2〜3種類くらい持っていて
その時の気分で使い分けてもいいですよね。
岩塩はものによっては栄養素が偏るようです。
せっかく海に囲まれた日本に住んでいるので
美味しい海塩を探してみてはいかがでしょうか?
■塩の取り方
昔は野菜の栄養価も高く、
ミネラルをたくさん含んでいたので
普通に食事で使っていれば
十分だったようですが、
現代の野菜は
化学肥料などをたくさん使われた
痩せた土地で育っているので
50年前の1/10のミネラルしか含まれていない
という話も聞きます。
なので、通常の食事だけでなく
水を飲む時に塩をいれて飲むことをお勧めします。
水だけを飲んでも体液が薄まるし
水が細胞に入りにくいので
ほんのひとつまみ水にいれて
飲むことでミネラルが入り
細胞までしっかりと入っていきます。
おすすめの水の作り方
○1Lの水に5〜9gの塩とにがりを数滴
これを毎日1L飲むように気をつけていると
次第に腎臓の状態も改善していきます。
食事の際にも塩を美味しく感じるレベルで
使用していれば高血圧を心配することもないです。
ぜひ、むくみや熱中症が気になる方は
良い塩をしっかり摂って対処してくださいね。
私も一時期すごく浮腫んでいることがありましたが
むくみが流れると朝起きた時に足がスッキリ細くなっています。
お試しあれ。
■■■ おすすめのお塩 ■■■
ほんの一例です。
塩も探すとたくさんあるので
お気に入りの一品をぜひ見つけてくださいね。
■■■ 関連ページ ■■■
→ むくみについて
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