尿漏れ・下垂感は自然に起きること
「くしゃみをすると不安」「立っているだけで下腹が重い」
そんな悩みは、恥ずかしいことでも特別なことでもありません。
年齢や体型に関係なく、多くの女性が感じていることなんです。
骨盤をちゃんと支えることができていないと、骨盤底筋に緊張感を保つことができず、尿漏れや下垂感が起こります。
まず知っておいてほしいのは、これは体の異常ではなく、体をうまく支えることができていないということです。
骨盤底筋と姿勢の深い関係
骨盤底筋などインナーマッスルは、骨盤の位置と連動して働く筋肉です。
立つとき、座るとき、歩くときに骨盤がどのような状態にあるかで、自然に「使われる状態」になります。
だから、骨盤を感じることができないまま骨盤底筋だけ鍛えようとしても、鍛えることができず、鍛えているつもりで周りのアウター筋肉を使ってしまいます。結局骨盤底筋も徐々に弱っていってしまいます。
日常で骨盤底筋が「使われる」ために
特別な運動を頑張るよりも、日常生活の中で骨盤を感じる時間をつくること、骨盤を意識して動かすことがとても大切です。
骨盤や骨格を意識して過ごすことが、最も自然にインナーマッスルを育てる近道です。
インナーマッスルを意識して動かすということは私たちのような普通の人にはとても難しいことなんです。
内側にある筋肉なので、そもそも感じることがとても難しい筋肉なうえに、力を入れる意識をしてしまうと、比較的外側にあるアウターマッスルと言われる筋肉が代わりに使われてしまい、インナーマッスルが使われなかったということがとてもよくあることなんです。その姿勢で呼吸を深めるだけでも、骨盤底筋が少しずつ「支えるスイッチ」を入れてくれます。
筋力をつけるのではなく、骨盤や骨格を意識して感じながら過ごすこと。
それが、尿漏れや下垂感を和らげるためにいちばん大事なんです。
次に読む記事はこちら
👉 姿勢が整うと体型はどう変わる?くびれ・ヒップアップのしくみ
まとめ・全体リンク









コメントを残す